ECサイト構築をするときに、どうやってサイトを構築していくか、悩みますよね。
自社でサイト構築をするとなると、資金力・技術力はもちろん時間もかかるため、なかなか手が出しにくいのが現状です。
そこでおすすめなのが、ASPカートです。
ASPカートは、自社でレンタルサーバーなどを使うことなくウェブ上で簡単にECサイトを作れるサービスです。
初期費用や月額費用がかからない無料ASPから、カスタマイズでブランディングしやすい有料ASPまで、さまざまなASPカートが存在しています。
▼ECサイト制作に必要なASPについてはこちら
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そこで今回は、有料ASPの導入に悩んでいる方のための、有料ASPを比較して、おすすめ有料ASP3選をご紹介します!
有料ASP選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください!
有料ASPと無料ASPの違い
まずは有料ASPと無料ASPの違いを解説します。
できるだけコストを抑えたいと思って無料ASPを選ぶと、思ったような効果が得られなかったり、後々のコストや手間に繋がることも少なくありません。
それぞれの特性や今後のビジネス展開を踏まえて、有料ASPを使うのか、無料ASPを使うのか、選ぶようにしましょう!
無料ASPの特徴
無料ASPとは、初期費用や月額費用がかからないASPカートのことを指します。
代表的な無料ASPには、BASEやSTORESなどがあります。
初期費用・月額費用がかからないため、商品が売れないのにECサイトの維持にお金がかかって赤字になる、ということにならないのが嬉しいポイントです。
また簡単にサイトが作れて、管理も簡単なので、ウェブに慣れていない人でも安心して始められます。
そのため、まだAmazonや楽天市場なども含めて販売実績のない個人の方が初めてECサイトを作るなら、無料ASPがおすすめです。
無料ASPの注意点
一見すると、ECサイト初心者にメリットが多いように見える無料ASPですが、もちろん注意するべきポイントがあります。
無料ASPの注意点1:カスタマイズしにくい
まず、カスタマイズがしにくいという点です。
有料ASPや自社開発のサイトに比べると、サイトのカスタマイズの幅が限られています。そのため、自社のブランディングには向いていません。
Amazonや楽天市場で商品を買うとき、「どこのショップで商品を購入したのか」はあまり気にしませんよね。それと同じです。
企業としては、自社商品・自社ブランドの認知度を高めつつ商品販売を行いたいので、自社イメージを売り出しにくい無料ASPは不向きと言えるでしょう。
無料ASPの注意点2:商品が売れるほどコストがかかる
またもう一つの注意点は、商品が売れるほどコストがかかるという点です。
無料ASPは初期費用や月額費用がかからない分、商品が売れるたびに決済手数料がかかります。そのため、商品が売れるようになるほどコストがかかり、サイトが大きくなるほど損をする可能性が高まります。
個人的に商品を販売していく分には気にならないポイントですが、企業であれば初めから有料ASPを選ぶことをおすすめします。
有料ASPの特徴
有料ASPとは、初期費用・月額費用のかかるASPカートのことを指します。
初期費用・月額費用がかかるとなると、商品が売れてないタイミングで有料ASPを選ぶのに躊躇される方もいらっしゃるでしょう。
しかし、長い目で見れば有料ASPの方が適している場合があります。
有料ASPの特徴1:カスタマイズしやすいのでブランディングに向いている
有料ASPは、機能が充実しています。
さまざまな拡張機能(アプリ・プラグイン)を活用することで、自社にぴったりなECサイトを簡単に作ることができます。
有料ASPの特徴2:自社サイト開発よりもコストがかからない
自社でECサイトを一から開発するのに比べると、有料ASPは簡単にECサイトを作ることができます。
ECサイトが完成するまでに金銭的・時間的コストがかかりすぎてしまうと、せっかくの販売機会を損失してしまいかねません。
どうしても自社制作のECサイトでなければならない理由がないのであれば、まずは有料ASPでスタートすることをおすすめします。
有料ASPの注意点:初期費用と月額費用がかかり、カスタマイズの幅が広いので悩みやすい
無料ASPとの大きな違いは、初期費用と月額費用がかかることです。
そのため販売実績のない個人の方がいきなり有料ASPでECサイトをスタートするのは、ややリスクが高いと言えます。
言い換えれば、すでに販売実績があったり、資金力にある程度余裕のある企業であれば、有料ASPを選んだ方が良いでしょう。
カスタマイズの自由度によるブランディングのしやすさは、企業にとって大きなメリットです。
一方で、無料ASPに比べると、有料ASPはカスタマイズの幅が広く、その分、
- どの拡張機能(アプリ・プラグイン)を選べば良いのかわからない
- 拡張機能(アプリ・プラグイン)同士の相性の良し悪しがわからない
などに悩む人は少なくありません。
もし有料ASPでのECサイト制作にお悩みであれば、プロの力を使うこともおすすめです。
「こんなサイトにしたい」「こんな機能をつけたい」といったご要望を実現するECサイトを効率よく制作してもらうことが可能です。
弊社でも、ECサイト制作の無料コンサルを行なっておりますので、ECサイト制作にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
おすすめ有料ASP3選
ここでは、数ある有料ASPのなかでも特におすすめの3つの有料ASPをご紹介します。
今回ご紹介するのは、以下3つの有料ASPです。
- MakeShop
- futureshop
- Shopify
有料ASP選びにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください!
おすすめ有料ASP① MakeShop
おすすめ有料ASPの1つ目が、MakeShop(メイクショップ)です。
MakeShopは、GMOインターネットのグループ会社であるGMOメイクショップ株式会社が運営している有料ASPです。
11,000店舗以上に利用されており、ECサイトとしては大手と言えます。東証1部上場のGMOインターネットグループが手がけているので、安心感があります。
また、電話やメールでのサポートサービスが充実しており、無料セミナーなども開催されているので、初めてECサイトを制作・運用する人でも安心です。
MakeShopの機能・料金体系
MakeShopでは、プレミアムプランとMakeShopエンタープライズの2つのプランから選んで加入します。
MakeShopエンタープライズは、すでに大規模なショップを運営しているECサイト向けになりますので、ここではプレミアムプランをご紹介します。
MakeShopプレミアムプランの機能
MakeShopプレミアムプランの機能は、以下の通りです。
性能
- 商品数:10,000
- 副管理者アカウント:5名まで追加可能
- 独自ドメイン設定:可能
- 常時SSL:可能
- スマホ対応:可能
- 自由なデザイン編集:可能
- SEO管理:可能
基本機能
- 会員制・BtoBショップ対応
- 会員ランクの自動振り分け
- クーポン発行
- まとめ買い割引
- 商品の名入れ機能
- 再入荷お知らせメール
- HTMLメール配信(50万通/月)
連携・サポート・拡張性
- Yahoo!ショッピング出品連携
- Amazon連携
- SNS連携(LINE/Instagram)
- カスタマーサポート
- HTML/CSS入力サポート
- 運営サポート
- API連携(一部有料)
会員制・BtoBショップ対応やAmazonとの連携など、MakeShopならではの機能も少なくありません。
MakeShopプレミアムプランの料金
MakeShopプレミアムプランの料金は、以下の通りです。
初期費用
11,000円
(税抜10,000円)
月額費用
11,000円
(税抜10,000円)
長期割引で最大30%OFF
カード決済手数料
3.19%~
業界最安値級
売り上げに対する手数料がかからないので、売れれば売れるほど利益が出るようになります。
MakeShopのメリット・デメリット
おすすめ有料ASPのMakeshopにもメリット・デメリットがあります。
MakeShopのメリット
- 日本の企業なのでカスタマーサポートも充実
- 老舗・国内導入実績が多い
- 長期契約で月額費用が安くなる
MakeShopのデメリット
- 越境に弱い
MakeShopは日本企業の有料ASPです。そのため、カスタマーサポートも安心して受けることができます。
一方で日本企業だからこそ、他言語対応が難しく越境に弱いと言われています。そのため、国内に向けてのみ販売したいという人にはMakeShopがおすすめです。
もし海外からの発注なども受けたいという場合は、MakeShop以外の有料ASPも検討した方が良いでしょう。
- カスタマーサポートが充実しているところが良い
- 導入実績のある有料ASPを選びたい
- 国外に向けた販売は今後も検討していない
おすすめ有料ASP② futureshop
おすすめ有料ASPの2つ目が、futureshop(フューチャーショップ)です。
futureshopは、大阪に本社を構えるフューチャーショップが運営する有料ASPです。
サービス提供開始から18年目の実績ある有料ASPでもあり、稼働中店舗のサポート満足度は86.8%を誇ります。
こちらも日本企業なので安心してサポートサービスを受けることができます。
futureshopの機能・料金体系
futureshopでは、スタンダードプランとゴールドプランの2つのプランから選んで加入します。
ここでは、「まずはECサイトを始めてみたい」という方におすすめのスタンダードプランをご紹介します。
futureshopのスタンダードプランの機能
futureushopスタンダードプランの機能は、以下の通りです。
性能
- 商品数:50〜10,000
- 独自ドメイン設定:可能
- 常時SSL:可能
- スマホ対応:可能
- 自由なデザイン編集:可能
オプション機能(有料)
- 会員ランクの自動振り分け
- クーポン発行
- ポイント機能
- 入荷お知らせメール
- メルマガ配信配信
- 定期購入・頒布会オプション
連携・サポート・拡張性
- LINE連携(有料)
- PayPay/d払い対応
- AmazonPay/楽天Pay対応(有料)
- カスタマーサポート
- 運営サポート
futureshopはデザインの自由度が高く、画像オプションが豊富なのが魅力です。
一方で、Makeshopでは基本機能だったクーポン発行などが有料オプションになっている点に注意が必要です。
futureshopスタンダードプランの料金
futurueshopスタンダードプランの料金は、登録可能商品数の上限によって変わります。ここではスタンダードプラン50でご紹介します。
初期費用
24,200円
(税抜22,000円)
月額費用
24,200円
(税抜22,000円)
長期割引で最大5%OFF
カード決済手数料
3.2%~
こちらも売り上げに対する手数料がかからないので、売れれば売れるほど利益が出るようになります。ただし、有料オプションなどの追加を考えると、費用がかかりやすい点に注意が必要です。
MakeShopのメリット・デメリット
おすすめ有料ASPのfutureshopにもメリット・デメリットがあります。
futureshopのメリット
- デザインの自由度が高く自社ブランディングに最適
- 日本の企業なのでカスタマーサポートも充実
- PayPayなどの各種決済に対応可能
futureshopのデメリット
- 費用感が高い
デザインの自由度や各種決済などへの対応など、時代の流れに即したECサイト制作ができるのが、futureshopの魅力です。
一方で、「こんなサイトにしたい」という要望を叶えようと思ったとき、有料オプションを追加せざるを得ずに、結果として毎月のコストが高くなる可能性があります。
シンプルなECサイトを求めている方には適していますが、さまざまな機能のあるECサイトを検討中の方は、futureshopの機能についてよく比較検討することをおすすめします。
- カスタマーサポートが充実しているところが良い
- デザインの自由度の高い有料ASPを探している
- 機能の少ないシンプルなECサイトを作りたい
おすすめ有料ASP③ Shopify
おすすめ有料ASPの3つ目が、Shopify(ショッピファイ)です。
Shopifyは、カナダ発のShopifyが運営する有料ASPです。
世界シェア第1位の歴史と実績を誇る有料ASPで、日本での利用店舗数も年々増えています。
日本人スタッフの配置や管理画面の日本語対応など、徐々に日本ショップも使いやすくなっています。
Shopifyの機能・料金体系
Shopifyでは、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3つのプランから選んで加入します。
ここでは、「まずはECサイトを始めてみたい」という方におすすめのベーシックプランをご紹介します。
Shopifyのベーシックプランの機能
Shopifyベーシックプランの機能は、以下の通りです。
性能
- 商品数:無制限
- 副管理者アカウント:2名まで追加可能
- 独自ドメイン設定:可能
- 常時SSL:可能
- スマホ対応:可能
- 自由なデザイン編集:可能
基本機能
- クーポン発行
- ギフトカード
- 販売チャネル追加機能
- 他言語対応
連携・サポート・拡張性
- SNS連携(Facebook・Instagramなど)
- Amazon連携
- カスタマーサポート
- 運営サポート
- 7000以上の拡張機能(一部有料)
Shopifyの一番の強みは、7000以上の拡張機能(アプリ)を自由に組み合わせることができる自由度の高さです。
「こんなECサイトにしたい」という要望を叶えることが可能です。
Shopifyベーシックプランの料金
Shopifyベーシックプランの料金は、以下の通りです。
初期費用
0円
月額費用
29米ドル
長期割引で最大20%OFF
カード決済手数料
3.4%~
Shopifyはどのプランでも初期費用がかかりません。できるだけ費用を抑えたい人には嬉しいポイントです。
また14日間の無料トライアルもあります。
Shopifyのメリット・デメリット
おすすめ有料ASPのShopifyにもメリット・デメリットがあります。
Shopifyのメリット
- 初期費用がかからない
- 越境に強い
- 7000の拡張機能でカスタマイズの自由度が高い
Shopifyのデメリット
- 拡張機能が多すぎてどれがいいか選びにくい
- 日本語サポートにやや不安あり
世界シェア第1位というだけあり、自社のブランディングをしつつ、欲しい機能を備えられるのがShopifyのメリットです。
また越境に強いので、海外からの発注にも簡単に対応できます。
一方で、日本市場には2017年に入ってきたばかりということもあり、日本語でのサポートはMakeShopやfutureshopに比べるとやや心許ないかもしれません。
とはいえ、年々日本語へのサポートも充実しているので、大きなデメリットとは言えないでしょう。
- 機能を色々カスタマイズしたい
- できるだけ最初にかかる費用を抑えたい
- マーケットは日本だけに限らない
どの有料ASPが良いか悩んだら、プロへの相談がおすすめ
有料ASPにはそれぞれのメリット・デメリットがあり、「この有料ASPにしましょう!」とは一概に言えません。だからこそ、どの有料ASPを使えばいいか、悩みますよね。
そのような時は、ECサイト制作のプロに相談してみるのもおすすめです。
ECサイト制作会社は中立的な立場で、自社のECサイトに合った有料ASPをおすすめしてくれます。
当社でも、ECサイト構築の無料コンサルを実施しておりますので、ECサイト構築にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
まとめ:おすすめ有料ASPは機能と費用の比較検討が重要!
今回は、ECサイト制作におすすめの有料ASP3選を解説してきました。
- 企業がECサイトを制作するなら有料ASPがおすすめ
- 企業がECサイトを制作するなら有料ASPがおすすめ
- 企業がECサイトを制作するなら有料ASPがおすすめ
- 企業がECサイトを制作するなら有料ASPがおすすめ
- 企業がECサイトを制作するなら有料ASPがおすすめ
有料ASP選びはECサイトの土台になるため、非常に重要です。後々「こっちの有料ASPにしておけばよかったかも」と後悔することのないように、よく比較検討して自社にぴったりな有料ASPを選びましょう!