【初心者必見】ECサイトの作り方を解説！ECサイトは無料で作成できる？

今回は、これからECサイトを作りたいと思っているEC初心者の方のためのECサイトの作り方を解説します。

 

コロナ禍でECサイトを利用してモノを購入する人が増えています。

• 時間を問わず購入できる
• 自宅に配送してくれるので感染リスクも抑えられるし、便利

など消費者にとってメリットが大きく、今後もECサイトの利用率は高まっていくことが予想されます。

そこで

• 個人的にECサイトで販売してみようかな…
• 自社でECサイトを導入することになった

という方も多いでしょう。

 

とはいえ、初めてのことには不安がつきものです。特にECサイトを開設したはいいものの、商品が売れなくて開設にかかったお金で損をした！という事態は避けたいですよね。

 

そこで今回は、どうやればECサイトを作れるのか、サイトの作り方やできるだけリスクを抑えてECサイトを作るおすすめの方法を解説します。

 

これからECサイトを作るEC初心者の方は、ぜひ最後までご覧ください！

 

 

ECサイトとは？ネットショップとの違いやASPを解説

まずはECサイトを作る上で知っておきたい基本的な知識について押さえましょう！

1. ECサイトとネットショップの違いとは？
2. ASPとは？

この2点について解説します。

 

ECサイト≒ネットショップ。使う人によって表現が変わる

インターネットで検索していると、ECサイトやネットショップなど紛らわしい言葉を目にする人も多いでしょう。

一見違うものを指すように見えるこの2つの言葉ですが、実はどちらも「インターネット上でモノやサービスを購入するためのサイト」を指しています。

 

違いは、誰がそのサイトのことを話しているかという点です。

 

サイト制作・開発者は「ECサイト」

ECサイトと呼んでいるのは、Webサイト制作や開発に携わる人です。

こういったウェブサイトを作る人たちは、企業のコーポレートサイトや個人的なブログなど決済手段を持たないサイトと区別するために、決済サービスを持つウェブサイトのことをECサイトと呼んでいます。

ちなみに、ECとはEコマースのことを指します。

 

ユーザー（消費者）は「ネットショップ」

一方で、ネットショップと呼んでいるのは、ユーザー（消費者）です。

ユーザー（消費者）の立場からすると、実店舗（ショップ）と区別するためにネット上でモノやサービスを購入できるウェブサイトのことをネットショップと呼びます。

オンラインショップや通販サイト（ネット通販）なども、ユーザー側から見たECサイトのことを指します。

 

そのため、これからこういった商品購入用のサイトを作る場合は「ECサイト」と表現すると制作・開発の方によりスムーズに伝えられます。

 

 

ASP≒アプリ

ECサイトの作り方について調べている方であれば、ASPという単語を多く目にしているでしょう。

 

しかしASPとはそもそも何なのか、説明してくれているサイトはあまり多くなく、よくわからないまま読み進めている方は少なくありません。

ですが、ECサイト制作の上ではASPは必須知識なので、正しく理解しておきましょう！

 

ASPとは簡単にいえば、アプリを提供する人（企業）です。

ただし、アプリ提供者とアプリ名が同じこともあるため、ASPはアプリのようなもの、と認識していただければ問題ありません。

 

ASPはインターネット環境下なら誰でも簡単に使える

ASPは

• インターネット環境があればどこでも使える
• すでに完成したサービスを使うので簡単に使える

など、初めてECサイトを作る人にとって非常にメリットが大きいのが特徴です。

 

ASPを使うときはセキュリティやブランディングに注意

一方で、

• インターネット上でデータを管理するのでセキュリティには注意が必要
• カスタマイズに制限があるのでブランディングしにくい

などのデメリットもあることを理解しておきましょう。

 

 

ECサイトの作り方3選を開設。無料でECサイトは作れる？

ECサイトの作り方は、大きく3つあります。

1. 無料ASPを使う
2. 有料ASPを使う
3. 自社開発（自分で作る）

自社開発でのECサイト制作は年商1億以上の大企業向けなので、この記事を読んでいらっしゃる方であれば、あまり現実的ではないかもしれません。

 

そこでここでは

1. 無料ASPを使ったECサイトの作り方
2. 有料ASPを使ったECサイトの作り方

を解説します。

 

1.無料ASPを使ったECサイトの作り方

個人的に簡単に初めてみたい、できるだけ売れなかった時のリスクを抑えたいという方におすすめなのが、無料ASPを使ってECサイトを制作する方法です。

 

例えば、今ユーザーが増えているメルカリも無料ASPの一つです。

こちらは自分のサイトを持つ、というよりも商品を出品するだけなので非常に手軽に販売をスタートできます。

もし自分個人のECサイトを作りたいのであれば、メルカリShopsやBASE、STORESなどがおすすめです。

 

無料ASPのメリット：簡単にECサイトが制作できて管理が簡単

無料ASPは誰にでも使ってもらうことを目的の一つにしています。

そのため、とにかく簡単に自分個人のECサイトを作ることができます。

インスタやFacebookなどを開設したことがある人であれば、問題なくECサイトを始めることができます。

 

また管理に関しても簡単です。個人的にECサイトを作ってあまり大きな規模にする予定がない人にはおすすめです。

 

無料ASPのデメリット：手数料などのランニングコストがかかりブランディングが難しい

無料ASPの大きなデメリットは、決済手数料などの継続的にコストがかかることです。

初期費用や月額費用がかからないので一見すると安く済むように感じられますが、実はここが注意するべきポイントです。

 

無料ASPではモノ・サービスが売れれば、その分決済手数料がかかるようになっています。

もちろん実際に商品が売れてから手数料がかかるため損失になることはありません。

 

しかし売れたら売れた分だけ手数料がかかるので、一定以上の収益をあげられるようになると月額費用がかかる有料ASPの方がお得になります。

• いずれは大きなECサイトにしたい
• 現在AmazonやRakutenなどですでに商品が売れている

このような方であれば、無料ASPよりも有料ASPの方が長期的に見たときにおすすめです。

 

また無料ASPではECサイトのカスタマイズに制限があったり、カスタマイズするのに追加で料金がかかります。そのため、ECサイトをブランディングしたいという方にもあまりおすすめできません。

 

 

2.有料ASPを使ったECサイトの作り方

ある程度大きな規模のECサイトにしたい、ECサイトのブランディングもしたい、という方におすすめなのが有料ASPを使ったECサイトの作り方です。

 

 

 

有料ASPのメリット：機能が充実していてブランディングも可能

有料ASPは無料ASPに比べると機能が充実しています。

またカスタマイズの幅も広いので、自社に合わせたブランディングも可能です。

 

例えば有料ASP「Shopify」であれば、

• 拡張機能（アプリ・プラグイン）が7000以上ありカスタマイズの幅が広い
• 世界中の言語に合わせて販売ができる（越境に強い）
• SNSなどとの連携も可能

など無料ASPにはないメリットがあります。

 

 

 

有料ASPのデメリット：初期費用・月額費用がかかる

有料ASPのデメリットは、初期費用・月額費用がかかることです。

そのためECサイトを作ったはいいものの、商品が売れなければ損をするリスクがあります。

 

とはいえ、初期費用がかからない有料ASPもありますし、かかっても数万円程度のASPもあります。

無料ASPでECサイトを制作して、後々手数料で損をするくらいならば、初期費用や月額費用は先行投資としてかけてしまうのも一つの手段と言えるでしょう。

 

有料ASPでのECサイト制作に不安があるならプロに任せるのもおすすめ

有料ASPになると、ECサイトの制作は無料ASPほど簡単ではありません。

また「こんなECサイトにしたい」という理想を叶えようと思うと、カスタマイズに時間がかかることも。

 

そこで有料ASPでECサイトを作るなら、プロ（ECサイト制作会社）に任せるのもおすすめです。

ECサイト制作会社であれば、

• こんなECサイトにしたい
• こんな機能はつけられる？

など、理想とするECサイトにすることが可能です。

特に企業のWeb担当の方であれば、割けるリソースは限られているもの。予算の範囲内で効率的にECサイトを制作するのがおすすめです。

 

 

 

まとめ：ECサイトは無料でも作れる！まずは理想のECサイトを考えよう

今回、これからECサイトを作るEC初心者の方のためのECサイトの作り方について解説してきました。

 

 

これからECサイトでの販売はますます需要が増えていきます。

ぜひ理想のECサイトに合わせたECサイトの作り方で、売れるECサイトを作ってみてくださいね！